スイス・イタリア語放送管弦楽団とのコンサート
RSI(スイス・イタリア語公共放送)スタジオ(スイス、ルガーノ市)
「特筆すべき才能の持ち主、ソプラノ東郷亜由美は、難しい声楽の世界において、自身を輝かせる能力を持っているだろう。
ダッラピッコラの最後の作品、ソプラノと15の楽器のためのCommiatoの彼女の巧みな演奏解釈、その声は、洗練された優れたテクニックと間違いの無いイントネーションを備えた、卓越したドラマティックな発声をもって表現し、 第三章 (Fratel nostro, che se’ morto)では、 哲学者ブルネット・ラティーニに代表される1300年代のlaudeの断片のような甘い声で歌われる。
彼女の歌声のなめらかさと表現は、もちろん、ストラヴィンスキーのアリアNo word from Tom (da The Rake’s Progress) でも登場する。」